今年度こそは、この病院を退職したい!!
そう決意をしている看護師さんは多いと思います。
辞めたい!辞めたい!辞めるぞ!!!
と心に決めていても、上司になんて言おう(´・ω・`)
言い出しにくい、切り出しにくい。
師長or課長が不機嫌になるのが目に見えて震える(ノД`)・゜・。
なんて方も居るのでないでしょうか。
しかし、この3つのルールを守れば、
お互い穏やかに退職への道が開けるはずです。
円満退職を勝ち取りましょう。
師長or課長も人間です。
自分本位に、退職の意向を押し付けるのではく
相手が納得できるように、不快にならないように
注意しつつ退職交渉をすすめましょう。
揉めながらの、退職は後味が悪く、なんだか嫌な思いを引きづることになりがちです。
転職は、新しい人生の門出です。
せっかくなら、周りの人に応援してもらい、
新たな一ページを踏み出しましょう♪
退職の意思は誰に伝えれば良い?意思表明の注意点
結論から言いましょう。
一番初めに退職の意思を伝える人は、直属の上司です。
病棟であれば、師長・課長に伝えます。
人間関係が複雑な看護業界。噂の怖さは誰しも実感しているでしょう。
残念ながら、誰かに言えば、すーーぐに巡り巡って師長や課長の耳に入ります。
自分の部下が辞めるというのは、師長や課長にとっては一大事です。
そんな大事なことなんで直接言わないの?プリプリ
となるのが目に浮かびますよね。
自分に1番に相談されると嬉しいと感じるのが人間です。
自分と師長or課長との秘密にして、特別感を持って退職を勧めるのが
円満退職に導く一つのコツです。
師長or課長にどうやって話しかければいい?
普段ただでさえ、忙しそうで、ご機嫌ななめの時が多い師長や課長に話しかけるのって
とても緊張しますよね・・・。
師長や課長に話しかけ方は・・・
「師長さん。お話したいことがあるので時間を作って頂けますか?」
と切り出すと良いでしょう。
なるべく個室に二人きりなど・・・落ち着いて話せる時間を作りましょう。
くれぐれも、LINEやメールですませないようにしましょう。
失敗しない退職理由を考えよう
失敗しない退職理由ってなんでしょう?
それは・・・強い引き止めに合わない理由を切り出すことです。
具体的には
・結婚するため、引っ越すことになった→物理的にどうにもならない
・親の希望もあり、地元に帰ることになった→物理的にどうにもならない
・妊娠をし出産の予定があるため→子育てしながら働くor働かないは個人の自由
・体調が悪く、働き続ける自信がない→健康を損なったら身も子もない
↑上記の理由など、自分ではどうしようもない出来事だと、引き止める理由もなくなります
また、師長or課長に熱く語り、応援してもらえる理由も良いです◎
・専門的な分野を学びキャリアアップしたい
→緩和ケアに特化した病院で働き、緩和の認定を取りたい
・急性期の忙しい毎日に緊張感が取れず、よく眠れない。体調が整のわない。
少しゆったりとした環境に身を置いて、看護をしたい。
→急性期を離れて、施設やリハビリ病院などで働きたい。
・脳外で働いていると楽しく、やりがいがもてた。脳神経系の特化した病院で
働き、スキルを高めたい。
→やりたいことが明確。専門分野への転職。
師長or課長も人間です。
心があります。
師長or課長が納得出来る、退職理由を明らかにしておくことが大切です。
病院や職場環境を守る為には、人員削減は避けたいところ(´・ω・`)
しかし、やりたいことがハッキリしていたり、物理的にどうにもならにことに
文句は言えないでしょう。
退職してしまえば、もう関わりがないからと
極端の嘘をつくと、つじつまが合わなくて怪しまれることも。
自分が居辛くなってしまう環境は避けた方が良いでしょう。
少し、話を大きくみせる。
事実の上に話を付け加えることなどなら◎
看護の世界は意外と狭いです。上層部は何かしらの繋がりがあり
情報が流れやすいため、倫理的に反することは避けましょう。
また、もう1つ大切なこと。
・曖昧な退職理由を話してしまい、本当は退職に悩んでいるという態度をみせてはいけません。
師長or課長も、人員を削りたくないのが本音です。
本当は、どんな人であっても引き止めたいです。
そして、引き止める理由を探しています。
退職に悩む、曖昧な姿をみれば、すかさず強い引き止めに合います。
上司へ転職の話をするときは、必ず、、
自分がこの病院・職場を離れる。と強い気持ちを持ち
退職する明確な理由を決めて挑みましょう。
退職の時期を見極めよう
看護師転職を決めたら、転職の時期を決めます。
しかし、ここで、自分本位すぎる日程を伝えてしまうと、
なかなか快く退職を認めてもらえないことも・・・。
自分は、この病院を辞めても、他の人たちはまだこの場所で働き続けます。
円満退職・・・スマートな退職を目指す場合は、
退職後に、チームやスタッフにかかわる業務負担を最小限にする配慮が必要です。
退職に適している時期
・年度末3月の退職
・プリセプターや委員会などの役割がひと段落するとき
・夏のボーナス・冬のボーナスを受け取ったあと
年度末3月の退職
→人事異動や、新人職員が加わるなどの入れ替わりが多い時期です。
新たな、補充や配置転換も考えやすく、一番無難な時期です。
プリセプターや委員会などの役割がひと段落するとき
→自分の役割を一通りこなした後なら、後任者も快く引き継いでくれるでしょう。
また、退職後も連絡をと合わずにすむところも◎
夏のボーナス・冬のボーナスを受け取ったあと
→ボーナスを受け取った後に、退職をする職員が一定数いるということは
上層部も長い経験から、把握し予想出来ています
むしろ、年度末に一斉退職してバタバタする中で、数カ月慣れた人が働いてくれることは
現場的にはありがたいです( ;∀;)
退職を避けた方が良い時期
・スタッフの夏季休暇シーズン・・・
・プリセプターや、委員会、看護研究の途中・・・
夏休みなど、交代で休暇を取る時期はスタッフも少なく
現場もバタバタしています(ノД`)・゜・。
師長or課長もシフトを組みづらくイライラ←していることも多い傾向・・・。
夏季休暇シーズンは避けるのが無難です。
プリセプターや委員会など少し重い役割に付いていた場合、
後任を決めて引継ぎをしなければいけません・・・。
出来るなら、
1シーズン役割をやりきって退職した方が、現場のスタッフにとっては
ありがたいです。
夏のボーナスを受け取った後に退職したいと考えている場合・・・
師長or課長にはこう切り出しましょう。
本当は年度末での退職を希望したいですが、
現場も人手不足で大変だと思うので、少しでも力になれるのなら
夏の賞与の時期までは・・・なんとか頑張れそうです。
これだと、師長or課長も
えー今年退職者多すぎる( ;∀;)どーしよー涙
と考えていたとして、、
〇〇さん。ありがとう涙
となると思います。
夏のボーナスは欲しいので、賞与終わったら退職しまーす
と投げやりに言わないように要注意!
何事も伝え方が大切。
相手がなるべく、不快にならにコミュニケーション方法を
考えましょう!!
それが、円満退職の秘訣です。
まとめ
円満な退職交渉をする秘訣は全部で3つ。
①・退職の意向は1番に直属の上司(師長or課長)に伝える
・なるべく2人きりになれる個室で伝える
・2人だけの特別感をもってすすめるとなお良い。
②・明確な退職理由を決めておく
曖昧な態度で、退職意向を伝えると強い引き止めに合う可能性がある
③・自分に合う退職時期を見極める
・大事な役割はやりきってからが無難
・引継ぎが楽
決まって、上司(師長or課長)に不快な思いをさせ
退職を渋られる理由は、
自分本位すぎる退職交渉をしてしまうからです。
自分は辞めても、他の人はここで働き続ける。
残された、スタッフへの負担を自分なりに
最小限になるように考え、思いやりを持って退職交渉をすすめましょう。
新しいスタートをきるのには、前提の別れも大事です。
気持ちよく退職出来ると良いですね。
どのような相談にも乗ります。
気軽にメッセージください♪
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